刺し子の着物

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先週、浅草にあるアミューズ ミュージアムに行きました。
青森の民俗学者・田中忠三郎氏が蒐集した山農村の衣類「BORO」の
常設展をはじめ、古民具や刺し子、
特別展「LOVE! Handmade~手しごとの刺繍展~」
を閲覧してきました。

ほんの一部ですが心にとまった刺し子の着物をご紹介します。





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夏用の襦袢。袖と裾は木綿布だが、背と前身頃は紺色の麻で
編み目模様になっている、織り布である。
木綿が一般的に普及した後でも、「汗はじき」として織って
使用している。

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津軽地方の農民の晴れ着の代表格。
娘たちは嫁入り前に、こぎんを2~3枚刺して嫁ぐ時に持参した。
紺の麻布地に縦菱模様を白木棉糸で刺しているが
娘たちはこの刺し子の技量を競い合った。江戸時代末期から明治時代に
かけて津軽地方に木綿糸が普及した頃が、
こぎん刺し着物の全盛期だった。

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色の構成や図案も完全にデザインの領域と思える柄行き。

アミューズ ミュージアムは浅草寺の二天門そば
観光がてら立寄るのにちょうどいいスペースだと思います。
手で触れ、撮影OKのスペースもあります。

刺し子の着物 解説文は展示会場から抜粋しました。
by sketcher | 2011-04-04 18:26 | 刺繍のこと | Trackback
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