早稲田奉仕園スコットホール
2013年 03月 22日
先週の土曜日3月16日に行った早稲田にあるスコットホールです。
右手講堂エントランスでは快晴の空の元、結婚式を終えたお二人が
記念撮影中でした。
この日ギャラリーで写真家・石川直樹さんが撮ったバングラディシュの
写真20点の展示と伝統刺繍「ノクシカタ」の体験講座が開催されました。
(ノクシカタの記事は刺繍の完成作品と別日にまとめます)
建てもの、写真、刺繍‥‥好物3点セット!ということで
体験講座にも参加してきました。
↓
講堂正面。1990年に東京都の「歴史的建造物の景観意匠保存」に指定。
早稲田奉仕園の創立者HB.ベニンホフ(1874-1949)の像。
1908年早稲田鶴巻町にキリスト教主義の大学生寮「友愛学舎」を創設、
さらに大きな総合的な学生センターを現在の地に作ることを計画。
最初に建設されたのが、赤煉瓦造りの建物であるこのホールだった。
1918年アトランタで早稲田奉仕園の事業に強く賛同したJ.Eスコット夫人が
米国シカゴ最大の百貨店カーソン・ビリー・スコット社の経営者だった
亡き夫の記念建築物の寄贈としてホール建築のために5万ドルを寄付、
1922年の竣工式でスコットホールと名づけられた。
建物裏側から
写真はありませんが、礼拝堂のアーチ窓も美しい建物でした。
現在のスコットホールは早稲田教会の礼拝堂として使われる他
結婚式、コンサート、会議場、他映像・スチールの撮影など様々な
用途に使われています。
早稲田奉仕園スコットホール
設計原案:ヴォーリズ建築事務所
竣工:1921年(大正10年)
構造:煉瓦造、屋根床木造
延面積:972㎡
今回のイベントを主催したシャプラニール=市民による海外協力の会(NGO)
もこの建物内にあります。
バングラディシュで生きる人々の色とりどりの日常写真は躍動感に
あふれていました。刺繍講座を終えてから、椿山荘まで散歩を楽しみました。
早稲田大学正面の桜はほころびはじめ通りを歩く人たちも
皆、花を見上げていました。
一休橋からみた江戸川公園の桜。この日はまだまだ蕾状態。
ちょこっと咲いている枝も。
椿山荘でも写真展「エスプリ・ド・パリ」を閲覧。
写真は帰り道で撮った夕暮れのカテドラル教会です。
充実の一日だったなぁ^^v
by sketcher
| 2013-03-22 14:10
| 雑記帖