バングラディシュの刺繍「ノクシカタ」

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「ノクシカタ」の『ノクシ』はデザインのこと、『カタ』がタオルケットや
ブランケットをさす言葉、ベンガル語で「デザインした布」という意味になるそうです。
3月16日に参加したシャプラニール主催の「ノクシカタ体験講座」では
ベンガル語で挨拶を習ったり、バングラディシュの暮らしや文化に
触れながら伝統的な刺繍を楽しみました。
2時間ですので刺繍はほんのさわりだけ、持ち帰りこの一週間毎晩少しずつ
進めて完成させました。





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バングラディシュの女性たちによるノクシカタ刺繍。細かいです〜

こういうシンプルな運針だけの布もあります。

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こちらもインドやバングラディシュの伝統的なカンタ刺繍。
古いサリーや腰布などを何枚か重ねてランニングステッチを施す。
柄行きや色の落ち加減にアンティークの風合いを感じる、とても魅力的な布でした。

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こちら、見覚えのある方もたくさんいらっしゃると思いますが
矢崎順子さん編集・執筆「世界のかわいい刺繍」誠文堂新光社 の表紙に
使われている布です。中央にロータス、四角に生命の木を配置するといった
構成も昔からのものらしい。こういった布をたくさん拝見しながら
男女20名くらいの参加者で刺繍を楽しみました。

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花「ムシュリ」と葉「シルバタ」のモチーフを刺繍したら
「タガ」という縁取り刺繍をするのがノクシカタの特徴です。使うステッチは
「ランニングステッチ」「アウトラインステッチ」「サテンステッチ」の3種類。

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2枚の布を同時に刺していきます。仕上げに入る前に私はここで
下書きのラインを洗い落としました。
水では落ちず中性洗剤を薄め、もみ洗いが必要でした。

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糸は1本取りで刺したので本当に細いのですがレーヨンなのでしっかり
しています。色落ちもまったくしませんでした。昔はこの刺繍糸も古くなったサリー
などをほぐして使ったそうです。
最後に表と裏の布を内側に折り込んで、仕上げの地縫いをしていきます。

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ちょっとシボがより過ぎな感じもしますが出来上がりました。
糸が2本取りだともっと早く仕上がったかもしれませんね。
キットには一応『2本取りで』と指定がありますが、現地の女性たちは
1本取りでしているということで、今回は1本取りで刺繍しました。

いつものことですが刺繍での2時間はあっという間。
教えていただいたベンガル語での挨拶をしながら
アヌール ナム ○○○(自分の名前)『わたしの名前は○○○です』
ドンノバッド『ありがとう』
一言ずつコメントを述べ講座は終了しました。

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帰りにシャプラニールでお買い物。目の前に刺繍小物があると
やっぱり買っちゃうよね〜ポケットティシュケースです。

フェアトレードのこと、知っているようで知らないことはたくさんあります。
現地の人たちの暮らしや文化に少しだけでも触れられたことは
刺繍をするだけの講座とは違った楽しさだなと思いました。

NGO法人シャプラニール=市民による海外協力の会
〒169-8611 東京都新宿区西早稲田2-3-1 早稲田奉仕園内

「ノクシカタ体験キット」花・象 各500円も販売しています。
講座の参加費はキット込みで1000円でした。



by sketcher | 2013-03-23 12:16 | 刺繍のこと | Trackback
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