戦後70年

小学校4年生のとき、夏休みの宿題だった読書感想文は
親から渡された「ひめゆり部隊」の本を選んだ。
悲しくてやりきれなくて何度も途中で投げ出しそうになったけれど
なんとか最後まで読んだことを憶えている。
そしてなかなか感想文を書く気にもなれなかった。

中学2年のとき、担任の先生が社会の時間に「日本の戦争責任」に
ついて熱く語った。加害者側としての責任も知って欲しい、という内容で
正直、ショックを受け、重々しい暗い気持ちで帰宅。親に聞くと本当のことだと
言われさらにしょんぼりした。同級生たちは皆、似たようなことを家人と話したらしく
それからしばらく経った頃、PTAの会合でその日の授業に関して討論が
なされたことを親から聞いた。「そんな話を子供たちにするな!」や
「もっと話して欲しい。」など賛成反対意見の応酬が親たちの間でもあったらしい。

24才でハワイのマウイ島でゴルフまでの待ち時間にちょこっと観光に出かけた。
案内をしてくれた日系人のおじさんはずっと真珠湾攻撃や太平洋戦争の
話をしていた。そのおじさんが着ていた和柄のヴィンテージアロハのそでがちょっと
やぶけていたことが今でも忘れられない。

39才で沖縄に行ったとき嘉手納のホテルでヘリが上空を飛ぶときは
友人との会話も途絶えた。美しい海と素敵なインテリアの新しいホテルだったのに。
当時も海の見える風光明媚な場所には海軍がいたり造船場があったり
基地や軍需工場が多く、太平洋戦争の末期には攻撃の的になった。
そして未だに続く沖縄の基地問題。

このブログで戦争のことを書くのは初めてだ。
それくらい今の政治には胸がざわざわするということだろう。
by sketcher | 2015-08-09 14:45 | 雑記帖 | Trackback
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