弘前建物散策 02 趣のある建物を巡る
2015年 11月 03日
迫り来る夜、少しでも自然光のあるうちに‥とあわてて洋館めぐりをはじめました。
誰かが弘前ってパリみたい‥なことを言っていましたが分かる気がした。
ちょっと通りの角を曲がると歴史や文化の香りのする建物に遭遇する。
写真は津軽藩のお抱え大工、棟梁堀江佐吉による青森銀行記念館。
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夕闇の中でこの建物を見つけた時は感動ものでした。
写真上は旧東奥義塾外人教師館、写真中央の旧弘前市立図書館は同じ棟梁
堀江佐吉によるもの。写真下は日本キリスト教団弘前教会。
こちらはクリスチャン棟梁桜庭駒五郎による建物です。
弘前散策にはかかせない、いずれも素敵な洋館でした。
そして弘前の寺町、禅林街にも行きました。
都内でも四谷や虎ノ門なんかを歩くといくつかの寺院が並ぶ通りがありますが
ここは写真上の長勝寺をはじめ、いずれも大きくて立派なお寺が
33件も並んでいる珍しい通りでした。赤い建物は栄螺堂。
写真上は大正6年建築の旧第八師団長官舎。スタバが入り活性保存されて
いることでも有名。写真中央と下は明治期建築の歩兵第三十一連隊の将校集会所
として建てられ、後に茂森町青年会館として移築された現正進会館。
写真右は昭和11年建築の茂森会館消防西第一分団。
‥と明治・大正・昭和のレトロ建築も楽しめる。
残念なのは時間の都合もあり、中に入っていないということです。
もう一泊すればそんな時間もとれたかもしれないな〜。
こちらは帽子屋さんの入る建物、横にはモード学校があり
なんとなくこの辺りにマレ地区のような印象を受けました。まったりとした
優しい時間の流れる町、それが私の持った弘前のイメージです。
by sketcher
| 2015-11-03 14:53
| 旅と散歩