クラシック クロス・ステッチ Vol.1      6/6

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今日は、クロスステッチの本をご紹介します。
コペンハーゲンのPolitiken(ポリティケン)出版社のハンドブックシリーズ、
「クラシック クロス・ステッチ」と「モダーン クロス・ステッチ」。


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この2冊の本が雄鶏社によって日本に最初に紹介されたのは今から30年前のこと。
これは、昨年の春に雄鶏社の刺繍イベントで購入したオンデマンド版です。
その後、すぐに完売になってしまいましたが、最近また、復刻ドットコム
で購入できるらしいという話を耳にしました。

両方とも250ページ中、大半はモノクロのステッチ・チャートや解説文ですが
たいへん充実した内容になっています。しかも文庫本くらいの大きさで手軽に
持ち歩け、何度も読み返すことができます。

今回は「クラシック クロス・ステッチ」をメインにお話します。
こちらは、タイトル通り、古くからデンマーク各地に伝わるクロスステッチの
モチーフ・パターンを豊富に掲載しながら、歴史や文化を解説した図案集。

「クラシック クロス・ステッチ」では、サンプラーのモチーフの意味や
それぞれの島のステッチの特長、壁掛けや飾り布などアイテムの属性などが
わかりやすく解説してあります。
掲載されているサンプルは、17、18世紀のものが中心となるため
自分なりにモチーフやパターンを組み合わせて、ステッチを楽しむこともOK!
母から娘へと幾世代にも受け継がれて行くうちに、民族刺繍独特の簡略化により、
人も動・植物もシンプルでアイコンのよう。それが新鮮でとても可愛いと思います。

今は、タイポグラフィーの種類も様々、自分の好みの文字を選んで
イニシャル刺繍を楽しみますが、この時代は、サンプラーで各家庭の系図を
表現している場合が多く、故人のイニシャルを大きく刺繍するなど、
それぞれの家庭の歴史をいかに大切にしていたかを伺い知る事もできました。

ちなみに私のネームカードのシンボル「ハートをくわえる2羽の鳩」。
これも、この本からヒントを得て図案化しました。意味は「合意・同意」。
このブログをとおして、皆様と楽しい気分を共有できることを願い、マーク
にしてみました。
...すごく長文になってしまいごめんなさい。。。
でも、ちょっぴり、デンマークのクロスステッチの歴史に興味がおありでしたら
本当にお薦めですよ〜♪

また、掲載されている各モチーフの意味や別冊「モダーン クロス・ステッチ」は
後日、ご紹介いたします。
by sketcher | 2007-06-06 17:15 | 刺繍のこと | Trackback
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