江戸東京たてもの園 「田園調布の家」   7/26

ここは、都立小金井公園にある、江戸東京の歴史的・文化的価値のある
建物を移築・展示している野外博物館、江戸東京たてもの園です。
5月に薔薇を観に、久しぶりに訪れた旧古河庭園がきっかけで
洋館・建物めぐり熱が再燃。今回は、同じ趣味をもつ友人と3人でこの園を訪れました。
あまりにも写真を撮りすぎて、編集に時間がかかっていますが、また少しずつ
ブログに掲載していきたいと思います。

江戸東京たてもの園 「田園調布の家」   7/26_d0113613_138473.jpg「田園調布の家」

この建物は、大正14年(設計:三井道男)に田園調布に建てられた住宅(大川邸)。
瀟酒な外観を持つ建物の内部は、居間を中心にほぼ全ての部屋が連結されている。
家族の団らんを第一に考えられた大正期の生活改善の理想が反映された間取り。
南側に設けられたパーゴラ付きのテラスは、建物と庭を結ぶ魅力的な空間だ。
(公園NEWS緑と水のひろばNo.32より)

江戸東京たてもの園 「田園調布の家」   7/26_d0113613_13252759.jpg素敵な居間です。





江戸東京たてもの園 「田園調布の家」   7/26_d0113613_13395575.jpg
江戸東京たてもの園 「田園調布の家」   7/26_d0113613_1333259.jpg
左上の電話が付いているのは、その下にある三畳間のすぐ近く。女中さんの部屋です。
この家は、いろいろと観て歩いた中で、一番「住みたい!」と思った家です。
平屋だし、そんなに広くない。でも庭があり、窓は大きく、光を十分感じられる。
玄関の靴入れは、腰掛けになっていて、上がるとすぐに帽子とコート掛けがある。
作り付けのキャビネット、床のデザインや通気口の猫よけなどのディテールまで
本当に素敵でした。移築前にこの住宅に実際に住まれていた大川家、現在はどんな
住宅に住まれているのか、ちょっとだけ気になりました。
by sketcher | 2007-07-26 13:56 | 旅と散歩

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