カテゴリ:刺繍のこと( 465 )

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白糸刺繍のドイリーを雪の散らつく寒い日に作ると、一層寒さを感じる。

作り始めるとあのステッチ、このステッチとサンプルは増えていく。
仕上がりサイズとかステッチの組み合わせなど考えながら作らないといけないのに
そこは刺繍する楽しさが優先されてしまうものですね。
あれ、コーナーの始末が間違ってる‥‥

今日のステッチは
ヘムの飾りにアウトラインステッチ
その内側にフォーサイドステッチ
そしてさらに内側にラーダーヘムステッチ
でした。



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ティクロワの活動この10年間で、時々お問い合わせをいただいてきた
『刺繍グッズの販売はしないのですか?』
『ブログで見たあの作品が欲しいのですが‥』というご質問。
それではと、ちょっとした刺繍小物を販売してみたこともありました。

しかし、ティクロワはあくまでも「作る楽しみ、使う楽しみ。」をうたっていこう!
と改めてティクロワらしいチャートをデザインし、アイテムサンプルを作り
刺繍キットを仕上げる、というスタイルでここまできました。
なので今後も完成アイテム販売はプレゼント企画以外では登場しないかも
しれませんが、皆さんとご一緒に刺繍やハンドメイドを楽しみたいと思っています。

といきなりですが…今年はこんな投稿を時々していこうかなと考えています。
ティクロワのこれまでのことやこれからのこと。「ティクロワ十年刺繍」と題して。

本日の写真は、日々いつともなく繰り返し開く資料の一部です。

ネットにあふれる情報は近年すさまじい勢いで
望む・望まないに関わらず、向こうから飛び込んできます。
そのすべてに目を通していたらそれこそ刺繍している時間なんてなくなる。。
ゆっくりこもれるアトリエでは気に入った資料書籍に何度も目を通すので
やはり、紙モノがいい。ページをめくりながらその時々に興味をそそられた
章を読んだり見たりしながら深くじっくり考えてみる‥といった時間を
大切にしたいです。

ずいぶん前ですがパリの通りで見かけた女性たちのバッグが
東京で見かけるそれとは随分違うテイストだったことにとても興味を持ちました。
街にはハンドメイドのバッグを売る様々なアトリエ兼ショップがあり
なんて素敵なんだろう!と感心したものです。
そして、今、東京にもそんなスタイルのショップが増えてきた。
女性とはそれを『持つ』のか『持たない』のかに関わらずバッグが
大好きだから、東京にもとっくにそんなショップがたくさんあっても
おかしくなかったと思うのだけれど。

「袋物のはなし」 森 南海子 著 
この本は国内・外の巾着袋や手提げ袋、折りたたみ袋に米袋‥と
袋物をこよなく愛する森さんの解説や展開図に作り方、その袋物の思い出などが
綴られている楽しい本です。

袋物は刺繍小物にはかかせないアイテム。
今朝はこんな資料を見たり、雛形作りで止まっていたサンプルを並べながら
チャートのスケッチなどをしています。

また、今後の「ティクロワのクロスステッチ講座」では、これまで登場していない
中袋にファスナーポケットなどあしらう、製作には少し時間がかかりそうですが
「刺繍して作るおしゃれバッグ」のレクチャーも考えています。
これからのティクロワもよろしくお願いします。

⭐︎ TIXROIXR 10th Anniversary Memorial Campaign ⭐︎


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今年のお正月は好天に恵まれましたね!
新しい年のスタートが『晴れ』って気持ちいい。
2017年もどうぞよろしくお願い致します。

写真はティクロワの New Year Card 用にチャートデザインした
ピーコック・エンブレムを入れたミニトートです。

今年もクロスステッチをご一緒に楽しみましょう⭐︎



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『できないできない』とこぼしながらもとてもきれいに仕上がった
Kさんのドーセットボタンです。
12月のティクロワの講座はいつもの作品を少しお休みしておくる特別編。
今年はドーセットボタンを作りました。


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様々な刺繍キットをプレゼントしてくれる友人からこちらのキットを見せられたときは
久しぶりに心が躍りました。色合いがツボだったからかな。
自分の作品サンプルに追われる日々、いつ取りかかれるのかも自分次第‥‥
しかし、いつかは必ず作品化するぞ〜!と意気込みだけは常に満々なのですよ。

昨晩、関口さんが列車で旅する番組でスウェーデンのダーラナ地方が映っていた。
伝統的なハンドメイドをする女性宅で見かけたポーソム。
見ていたらこのキットのことを思いだし、3時間ほどで一気に刺繍を仕上げた。
楽しかった!!ウールの布と糸は柔らかく温かみをかもしだす。
心もほかほかしてくる冬の刺繍だ。

デザイン:Lycka 小玉公子 販売元:stitchhouse.jp




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受講生のUAさんがトートバッグに刺繍をしたのは
ティクロワの『rondrond(ロンロン)シリーズからボール遊びをする猫のクロスステッチです。
口元のバックステッチとケーブルステッチであしらったラインが効いています。
今月の講座では進行中だった皆様の作品がいろいろと仕上がりました。



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Trellis(格子柄)トレリスシリーズ3つめのアイテムは横長ポーチです。
ステッチチャートは小花とラティスを組み合わせたデザインでしたが
このマルチカラーの刺繍糸で刺してみたらラティス(格子柄)だけの方が
ずっとシンプルでよかった!なので小花は却下。
刺繍にほぼ1束、タッセルに1束とDMC・コロリNo.4501(Fleurs des champs・野の花)を
2束使用しました。



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17日(土)「キルト&ステッチショー2016」の最終日に体験レッスンを
しました。きょうはそのご報告と場内の感想など書きたいと思います。

「ティクロワのクロスステッチ講座」をはじめてから
それまで集いの場として刺繍を楽しんできたワークショップとサロンを
休止していたのでとても久しぶりに感じたライブ感でした^^
2時間の枠に収めようと工夫したつもりでしたが
スタート時にぴったりはじめられる方ばかりとは限らず
あちらのレッスンこちらのレッスンと、この機会に様々なレッスンを
受けられる方もおいでになり、
イベント会場でのワークショップのあり方や進行など改めて勉強させて
いただきました。(6名様中お一人だけが完成‥)
メガネなしでもイケるように7目のリネンも用意してよかったぁ〜!
広い会場の片隅で10目のリネンをカウントするって結構たいへんだった。
(皆様お疲れさまでした!)
普段アイーダをお使いになっている方々がリネンのカウントをされたい
とお越しになったり、講座を受講される方同様に、はじめられる理由は
様々ですが、ティクロワのクロスステッチは初心者の方にも楽しんで
いただけるようデザインしておりますので、ブログをご訪問くださる皆様も
よろしかったら10月からの受講もご検討くださいね⭐︎

「ティクロワのクロスステッチ講座」はヴォーグ学園東京校で開講中です。
http://www.voguegakuen.com




場内は‥
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明日に体験レッスンを控えながら、前もって会場に足を運ぶこともせず
スミマセン!レポート記事くらいアップするべきですよね。。
(事後になりますが、また感想を交えながらご報告いたします)

本日は、忘れ物のないようにレッスンの支度をしつつ、新作のサンプル作りのため
アトリエに籠ることにしました⭐︎
よろしければ、明日の午後「ティクロワのクリスマスオーナメント」を
ご一緒に作りましょうね。

日時:9月17日(土)13:30~15:30
会場:東京ビックサイト(東京国際展示場)西4ホール
※体験レッスン・ワークショップは会場出口近くのhappylife広場になります。
料金:1000円(クリスマスオーナメント・キットの代金です)当日お支払いください。

皆様のご参加を会場でお待ちしております⭐︎^^⭐︎


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きのうは目の保養をさせていただきました。
もうちょっと早く行ければ書籍(図録)など購入できたのかもしれませんが
最終日でしたのですでに完売。刺繍技巧を紹介したリーフレットだけ手に入れました。
(あの蒸しっとした天気でリーフレットもよれっている‥)

ヨーロッパ、アジア、アフリカなどの民族衣装、オートクチュールのドレス、
日本の着物などに施されたさまざまな刺繍は、高度な技術を持つ専門職人や
各国の家庭の女性たちの手による素朴なものまで、どの刺繍にも
丁寧に、一針ごとにこめられた愛情を感じました。合わせてものすごい『集中力』も‥‥。
ベールやバッグ、暮らしの装飾品なども少し展示されていました。
アクセサリー類の刺繍というのもまた別枠で閲覧したいものです。

日本のコーナーでは昨年の秋に訪れた青森のこぎん研究所の映像が流れ
その傍に置かれたYohji Yamamotoによる刺し子のウエディングドレスが面白かった!
日本刺繍もとても魅力を感じますが、打ち掛けのような晴れの衣装ではなく、
幕末から明治にかけての『裏』へ施した刺繍がとてもツボでした。柄も色合いも渋くてオシャレ!
そして、昔もサンプルとして、高貴なお方の着物用にはお人形サイズくらいの縮小版で雛形が
作られていたんです。雛形にも刺繍がバッチリされていて、実際のサイズにそのまま
反映されていたそうです。その縮小サイズの方が可愛いくてとても気に入ってしまいました。

私もティクロワとして自分なりに好きな刺繍を続けてきました。
柔らかな手触りと仕上がりも素朴な花糸刺繍はこれからも続けることと思います。
でも年齢を重ねていくと、また、違った魅力を持つ素材に惹かれることもあることでしょう。
そんな風に考えると、まだまだたくさんの種類の形や素材、技法を楽しめる「刺繍」に
出会ったことをたいへん嬉しく思いました。