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きのうは目の保養をさせていただきました。
もうちょっと早く行ければ書籍(図録)など購入できたのかもしれませんが
最終日でしたのですでに完売。刺繍技巧を紹介したリーフレットだけ手に入れました。
(あの蒸しっとした天気でリーフレットもよれっている‥)

ヨーロッパ、アジア、アフリカなどの民族衣装、オートクチュールのドレス、
日本の着物などに施されたさまざまな刺繍は、高度な技術を持つ専門職人や
各国の家庭の女性たちの手による素朴なものまで、どの刺繍にも
丁寧に、一針ごとにこめられた愛情を感じました。合わせてものすごい『集中力』も‥‥。
ベールやバッグ、暮らしの装飾品なども少し展示されていました。
アクセサリー類の刺繍というのもまた別枠で閲覧したいものです。

日本のコーナーでは昨年の秋に訪れた青森のこぎん研究所の映像が流れ
その傍に置かれたYohji Yamamotoによる刺し子のウエディングドレスが面白かった!
日本刺繍もとても魅力を感じますが、打ち掛けのような晴れの衣装ではなく、
幕末から明治にかけての『裏』へ施した刺繍がとてもツボでした。柄も色合いも渋くてオシャレ!
そして、昔もサンプルとして、高貴なお方の着物用にはお人形サイズくらいの縮小版で雛形が
作られていたんです。雛形にも刺繍がバッチリされていて、実際のサイズにそのまま
反映されていたそうです。その縮小サイズの方が可愛いくてとても気に入ってしまいました。

私もティクロワとして自分なりに好きな刺繍を続けてきました。
柔らかな手触りと仕上がりも素朴な花糸刺繍はこれからも続けることと思います。
でも年齢を重ねていくと、また、違った魅力を持つ素材に惹かれることもあることでしょう。
そんな風に考えると、まだまだたくさんの種類の形や素材、技法を楽しめる「刺繍」に
出会ったことをたいへん嬉しく思いました。