向島百花園「月見の会」にて
2010年 09月 24日
毎年仲秋十五夜の頃夜間公開し、月見の催しを行う向島百花園。
遠くから雨の気配が漂ってくる22日の晩でしたが予報では早い時間なら
お月見も楽しめると聞き、東向島まで出かけてみました。
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向島百花園は、江戸の文化・文政期に四季百花の乱れ咲く園という意味で
つけられたとされる唯一現代に残る江戸時代の花園。
開園当初は梅園としてその後は万葉集や中国、日本の古典に詠まれている
有名な植物を集めた。
園内には、文人たちの句碑や石柱が随所に立っている。
句会も催されていた様子。
夜の庭。草花を自然光で撮れなかったのが少し残念。
ライトアップされたハギのトンネルをくぐる人は後をたたない。
園の見どころに山上憶良の秋の七草の地植えも楽しめるとあった。
まさに江戸琳派の画家、鈴木 其一の草花画を彷彿とさせる風情。
琴の演奏がはじまった。
思いおもいの場所で
皆が夜空を見上げ
お月見を楽しんだ。
あぁ、日本人でよかった。
by sketcher
| 2010-09-24 16:54
| 旅と散歩