洗足池 ほとりにて
2011年 10月 28日
名馬池月の銅像の向こうに広がる洗足池。
秋の夕暮れのひとときを江戸風情の残る洗足池公園で過ごしました。
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今年は10月の後半にも夏日があり、都内の紅葉にはほど遠いような陽気です。
洗足池を歩いたこの日は、散策にちょうど良い気温でしたが
夕暮れが近づくにつれて風が出てきました。
洗足池周辺は中原街道沿いの樹々にも、この池畔にある柳にも
江戸の風情が漂い、ほどよい風にゆらめく樹々の葉越しの池は
いつまでも眺めていられる程に美しい景観でした。
池の中の小島弁天島には弁財天が祭られている。
千束八幡神社には名馬池月と神社の関係を説明した立て看板がある。
秋色に黄色み帯びた草木はやがて枯れ、紅葉の季節を迎える。
池に集まる鳥たちにカメラを向ける人も多い。
日蓮が足を洗い「洗足池」といわれたり、広重の浮世絵「名所江戸百景」の
「千束の池袈裟掛松」では、日蓮が袈裟をかけたとされる松が描かれるなど
日蓮にまつわる伝承も残る。
池月橋の上では散歩するお猿さんとすれ違いました。
この日は中原街道から大岡山へ抜けるために池にそって散策を楽しみましたが
水生植物園や勝海舟の墓、妙福寺などまだまだ他にも見どころのある洗足池公園。
次は桜の季節に歩いてみたいと思います。
by sketcher
| 2011-10-28 12:30
| 旅と散歩