講座に向けて

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ドイツの花糸・VH3色、特に2032(パープル)が気に入りました。
OOE、FREMME、fruzippe‥
同じように見えても見比べると各社それぞれに異なる色出し。(当然ですが‥)
自分のイメージにピタッと合った「紫色」や「青」との出会いは、
たとえこんなに小さな刺繍糸の1束でも嬉しいものですね。

思い起こせば、花糸との出会いがティクロワをはじめるきっかけでした。
麻布に花糸のクロスステッチ、今、ティクロワの原点に戻り
春からはじまるヴォーグ学園・東京校の講座に向けて
また、ティクロワのShop用にサンプル作りを続けています。
ティクロワの思う『クロスステッチの楽しみ』をお集まりになる
皆さんとそして、全国にいらっしゃるホームページやブログに遊びに
きてくださる方々とこれからもずっと分かち合いたいなぁ!
とそんなことを考えながら..。.:*・゜







sample 1
デカ・マグカップ用マット
15×15cm

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ステッチチャート:エリッカ1 grain*ericca(穀粒)

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最近、またミクロの世界に入り込んじゃって目がしょぼしょぼ。。
花がついたハーブなどの画像を確認するとき、「花びらちっさい〜」
「これが萼?」などと拡大してゆき、その複雑かつ繊細な作りにはっとさせられ
それが幾何学模様のステッチチャートへ発展する‥‥という一連の流れ。
grain*ericca(穀粒)も米粒から命名。

『クロスステッチの楽しみ』
クロスステッチという刺繍、行って戻ってくるので少し時間がかかる。
それに布目にチャートのカウント、数えることも少しやっかい。
だからといって技術的に難しいところはない。必要なのはと少しのやる気と慣れ。
でも簡単か?と問われると人それぞれ認識の違いはあると思う。
私がティクロワを始め、刺繍をしてきて感じること。
それは簡単にすぐに出来上がる何かより、たとえ時間がかかっても
ちょっと難しいことをクリアしながら作る何かの方が
作る楽しみも仕上がったときの喜びも大きいということ。

そんな風にできあがったクロスステッチのリネン雑貨は
疲れて帰ってきた部屋の机の上にあったり、クローゼットにサシェとして
ぶらさがっていたり、重いバッグの中で本のカバーになっていたり‥‥
いつもの暮らしの中でふと視線を向けた先にころがっている。
そして見たり触ったりするうちにだんだんと心がほっこりしてくる。

そんな気分を皆さんと分かち合う講座にできるといいな〜と思います。
すでにご存知の通り、ティクロワのクロスステッチは初心者の方から
ご経験3年くらいの方向けのキットです。
講座もキットと同様にクロスステッチを中心にした刺繍をほどこし、
暮らしにそったリネン雑貨に仕上げる内容でお送りします。


by sketcher | 2013-01-15 13:58 | 刺繍のこと

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