ティクロワ十年刺繍 01
2017年 01月 15日
ティクロワの活動この10年間で、時々お問い合わせをいただいてきた
『刺繍グッズの販売はしないのですか?』
『ブログで見たあの作品が欲しいのですが‥』というご質問。
それではと、ちょっとした刺繍小物を販売してみたこともありました。
しかし、ティクロワはあくまでも「作る楽しみ、使う楽しみ。」をうたっていこう!
と改めてティクロワらしいチャートをデザインし、アイテムサンプルを作り
刺繍キットを仕上げる、というスタイルでここまできました。
なので今後も完成アイテム販売はプレゼント企画以外では登場しないかも
しれませんが、皆さんとご一緒に刺繍やハンドメイドを楽しみたいと思っています。
といきなりですが…今年はこんな投稿を時々していこうかなと考えています。
ティクロワのこれまでのことやこれからのこと。「ティクロワ十年刺繍」と題して。
本日の写真は、日々いつともなく繰り返し開く資料の一部です。
ネットにあふれる情報は近年すさまじい勢いで
望む・望まないに関わらず、向こうから飛び込んできます。
そのすべてに目を通していたらそれこそ刺繍している時間なんてなくなる。。
ゆっくりこもれるアトリエでは気に入った資料書籍に何度も目を通すので
やはり、紙モノがいい。ページをめくりながらその時々に興味をそそられた
章を読んだり見たりしながら深くじっくり考えてみる‥といった時間を
大切にしたいです。
ずいぶん前ですがパリの通りで見かけた女性たちのバッグが
東京で見かけるそれとは随分違うテイストだったことにとても興味を持ちました。
街にはハンドメイドのバッグを売る様々なアトリエ兼ショップがあり
なんて素敵なんだろう!と感心したものです。
そして、今、東京にもそんなスタイルのショップが増えてきた。
女性とはそれを『持つ』のか『持たない』のかに関わらずバッグが
大好きだから、東京にもとっくにそんなショップがたくさんあっても
おかしくなかったと思うのだけれど。
「袋物のはなし」 森 南海子 著
この本は国内・外の巾着袋や手提げ袋、折りたたみ袋に米袋‥と
袋物をこよなく愛する森さんの解説や展開図に作り方、その袋物の思い出などが
綴られている楽しい本です。
袋物は刺繍小物にはかかせないアイテム。
今朝はこんな資料を見たり、雛形作りで止まっていたサンプルを並べながら
チャートのスケッチなどをしています。
また、今後の「ティクロワのクロスステッチ講座」では、これまで登場していない
中袋にファスナーポケットなどあしらう、製作には少し時間がかかりそうですが
「刺繍して作るおしゃれバッグ」のレクチャーも考えています。
これからのティクロワもよろしくお願いします。
⭐︎ TIXROIXR 10th Anniversary Memorial Campaign ⭐︎
by sketcher
| 2017-01-15 11:40
| 刺繍のこと