タグ:アート ( 87 ) タグの人気記事

d0113613_11533983.jpg

尊敬する写真家のひとりである。アニー・リーボヴィッツという人。
女性の写真家ではレニ・リーフェンシュタールとこの人。
写真や映像を媒介に彼女たちの「目」が観たものやメッセージを
大きなスクリーンや厚い(熱い)写真集で受け取って来た。
その「目」が記録として残してくれなかったら、私など、どんなに長生きしても
生涯ぜったいに見ることのない、たくさんの肖像と物語。
この映画は、アニー・リーボヴィッツという一人の写真家の半生を綴る
ドキュメンタリーです。

d0113613_1271798.jpg

アニーの仕事のひとつ「Rolling Stone」誌のカバー写真。
私が彼女を知るきっかけになった仕事です。
ミックやキース、パティスミス、青い顔のブルースブラザーズ(笑)。
この映画を通して、サブカルチャー、ドラッグ、あの頃のアメリカという
国も見えてくる。
そして彼女を一躍有名にしたのは、全身黒い服に身を包んだヨーコに
裸体のジョン・レノンがしがみついている写真。
ジョンが亡くなる数時間前に撮影された一枚だった。
またセンセーショナルだった妊娠したデミムーアの美しい裸身のポートレート。
多くのセレブリティたちがアニーに心を開き、活き活きとした姿をみせる。
時にはピンなんてどうだっていいんだ!という写真も。
ヴェルサイユ宮殿での映画「マリー・アントワネット」の
スティール撮影の様子にどぎもを抜かれたり、
雑誌ヴォーグやヴァニティ・フェアに掲載されていた写真の
撮影現場で...え〜っ!本当に人間吊るして撮ってたの〜!....
なんてことも確認することができた。
撮影された本人たちのコメントや撮影プロセスのおもしろさに
スクリーンから目を離せない、なんと短い83分だったことか。

そして高額な予算を費やす舞台装置を準備する彼女の仕事とは真逆の
シンプルな家族のスナップ、愛する人を捉えるときの
眼差しの優しさなど...この映画を観たすべての人が
彼女の半生をかりて、写真って素晴らしい〜!と心の底から思うにちがいない。

昨日の夜は、スチールギターの曲が恋しくなり(アメリカを象徴する音?)
ボニー・レイットのCDを久しぶりに聴きながら眠りにつきました。

そして、たぶん、この映画にも行くだろうな〜というオマケの1本。

d0113613_1349495.jpg
6人のキャストが演じる6つの顔を持つボブ・ディランの映画。
「アイム・ノット・ゼア」。

映画って1本観ると立て続けに観たくなるものですネ。。。

※アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生
 (株式会社ギャガ・コミュニケーションズ発行) 参照


本日、Woman.excite.カルチャーの「女子の本棚」
10日に投稿した記事が紹介されました^^v。
d0113613_12403786.jpg

すごいもの観てしまいました...。
英国エンブロイダラーギルドのトップアーティストのおひとりである
ハイジ・ジェンキンス女史のヨーロッパの古典的な刺繍研究の中から
古典手法を現代に甦らせた作品100点あまり。
彼女の本の装丁に興味を持ち楽しみにしていましたが
まぁ〜たくさんの作品が...! 圧倒されました。
創作のための下絵というかマップも展示されているのですが
私はそのマップのコラージュにとても興味をそそられました。
作品にいたるまでの「手の内」を惜しげもなく公開してしまう
太っ腹な心意気には女史の人柄とアーティストマインドの洗礼を
受けたような気がしたのです。

作品すべてに強烈な巧みの技巧とオリジナリティーを
見る事が出来ますが
私はテネリーフレース(上の写真の左から2番目)とスタンプワーク
で作られた白い昆虫にと〜っても魅せられました。

ー究極の刺繍ーゴールドワークとビーズ展

同時開催されている「ウイリアム・モリスの花々展」では
テントステッチの物販も。そちらも素敵です。
しかし、私はまったく関係のないイタリア製のはさみと
(メジャーテープのレリーフケースはペンダント仕様)
スワンの針山ピューターを購入。
d0113613_1353436.jpg
d0113613_1355169.jpg
さぁ〜鋭気をいただいたので今年も頑張ります!


TICROIXRから☆ティクロワのアトリエ ちょこっと更新しました☆
東京デザイン週間がはじまります。(10月31日ー11月4日)
この期間は、TDW(東京デザイナーズウィーク)と
TDT(東京デザインタイド)が重なり、都内各所のさまざまな会場で
世界中のデザインやアートにふれることができます。

会社にいた頃の先輩方があるプロジェクトでTDTに参加しています。
都心からそう遠くない自然環境を共用しながら
そこで繰り広げられる様々な進化型プロジェクト。
まだ、始まったばかりの活動ですが、興味をお持ちの方は、
プレゼンテーション会場をぜひ覗いてみてくださいネ。

会場はギャラリーはもちろんですが、ショップやカフェもありますよ☆
散歩がてらゆっくりお茶をしたり、そのついでといっては何ですが
アートを楽しんでみてはいかがでしょう^^

TDTメインサイト
リグリーン プロジェクト インフォメーション

d0113613_176770.jpg
d0113613_11285486.jpg
三連休の散歩日和に世田谷にある静嘉堂文庫美術館ではじまった
「ー書斎の美学ー文房具の楽しみ」を観に出かけました。

こちらでは、岩崎家(三菱第二代社長・岩崎彌之助と第四代社長・岩崎小彌太の父子)
の所蔵品、国宝7点を含む約5,000点の東洋古美術品をテーマを変えて
時々、展覧会を開催しています。
この建物は文庫の方でイギリス式の西洋館。この隣に美術館があります。

そして同じ敷地内にある納骨堂が、J・コンドルによる↓この建築物。

d0113613_11525964.jpg
これが、お墓...。お財閥の力は美術品だけではなく、
こんな所からも感じます。二子玉川から少し歩いた丘の上というか、
山?という景観の敷地内には川も流れていました。

展覧会は文房四宝(筆・紙・硯・墨)、いわゆる昔のステーショナリーの展示を
予想していましたが、期待をはるかに上回る、素人目にもわかる☆お宝☆の数々。

「文房」とは、文人の書斎をさしますが、読書や書き物だけでなく、
喫茶・琴の演奏、親しい友との語らいといったさまざまな営みにより、心をのばし、
豊かな時間を過ごす場所であった...ということを初めて知りました。
現代に置き換えれば「カフェ」のような場所だったのかな〜。

おまけPhoto

d0113613_1213034.jpgd0113613_12133244.jpg

納骨堂の門番にゃぁ〜(顔がど迫力!)
d0113613_11564778.jpg


上野の東京都美術館で開催中の「国立ロシア美術館展」へ行ってきました。
イリヤ・レーピンの「何という広がりだ!」を肉眼で観たかった!
良かったです。
ものすごい荒波にもまれながら、こんなに楽しそうにしていられるロシア人。
それから同じくレーピンの「試験勉強」は、窓の向こうに気をとられて
いっこうに勉強が進まない少年と昼寝している少年。
この2作は私のロシア人に対するイメージをがらりと変えました。
以外と陽気!?

レーピンは19世紀後半のリアリズムの巨匠と呼ばれている
画家で、風俗画・肖像画・歴史画すべてにわたり作品を残しています。
でも同じ時代を生きた風景画の作品にも素晴らしいものが!

雪って白いから描くのが本当に難しいと思う。
でも「冬」というタイトルの2作品。
アレクセイ・サブラーソフイヴァン・シーキン
寒さまで伝わってくる雪景色に感動!!

で、感動は続く。。。
グッズ売り場で好きな子発見。めずらしいツヤ消しタイプのマトリョーシカ♡
身長・90mm 60mm 30mm(大・中・小)の三姉妹。
三女の顔がかなり省略されてます。


d0113613_1223520.jpg


そして横浜のサンドリヨンが昔のレシピのまま再現した
ロシア風ロマノフケーキは左からブルーベリー・コケモモ・シナモン
レーズン。パンとビスケットの中間くらいの食感でさっぱりした甘さ。
それから、エカテリーナ2世も使っていた...かもしれない
コースターのレプリカはビニール製。だけど妙にキッチュで可愛い。


d0113613_1231675.jpg


会場では「ルチカちゃん」というマトリョーシカのキャラクターが
サインやグッズで活躍中でした。
北欧・東欧と雑貨をめぐるブームは今やロシア...らしいです。
でも、別にこの展覧会にキャラクターは必要ないような気がする。
いかにも日本的な宣伝・販促活動だなぁ。。。
(という私もまんまと戦略にのせられていますが!)

北のパリ、北方のヴェネチアと呼ばれている都市、サンクトペテルブルクの
中心にある旧ミハイロフ宮殿が現在の国立ロシア美術館。
その重厚感とこのグッズ売り場は切り離して考えた方がよさそうです。
d0113613_13464221.jpg


これは、「ゲド戦記」を書いた作家、アーシュラ・K・ル=グウィンの
童話、空飛び猫
たぶん2年間くらい「読みたい箱」に入れたままになっていた本。
夕べ、探し物をしていたら箱の中から2冊でてきました。

読んでみると...おもしろい!!

自然界の生態系、弱肉強食の世界に飛び込んだ
翼を持った猫たちの行動や都会の人間とかかわり合う事で
自分の生き方を考え直すことになる翼を持った猫の物語。
お話の内容から、大人が読んでも十分に楽しい絵本です。
というか大人向けなのかも。。。

この本を買ったのは、訳が村上春樹さんだったから。
そして読みながら、ル=グウィンの作風を知らないせいもあり、
なんとなく春樹さんらしいニュアンスの文章がたまらなくなり
空を駆けるジェーンも続けて読みました。

このシリーズのS.D.シンドラーという人の絵がとてもリアルなこともあり、
(なのでお子様には、ちょっと恐いのではないかという気もしますが)
読み終わった頃には、翼のはえた猫が実在するような妙な気分に。。。

そして春樹さんの訳注がまた良い!
「ここは、日本語にそのまま訳せないので頭をひねって...こうした」とか
笑っちゃうエッセイのようなくだりがおまけに付いています。

「おはなし」と「訳注」と「あとがき」の3点セットにそそられて、
まだ読んでいない何冊かをそろえたくなりました。
何しろ、シリーズ1では翼のある猫は4人兄弟(姉妹)だったのに
4作目の主役のジェーンはお母さん猫のミセス・タビーが再婚してから
産まれたおてんば娘で上の兄弟たちとは父親違い。
これは、2、3作目で何があったのかを読まずにはいられません。

ここ、千駄ヶ谷の空にも「空飛び猫」が飛んで来ないかなぁ〜♪


ある日、散歩の途中で見かけた子。この子には翼はありませんでした。
それとも隠していたのかな? (photo by 母)
d0113613_1424756.jpg


d0113613_15114448.jpg


ビーズ作家のmiccoさんとお散歩です。
素敵な指輪をいただきました。うれしい〜♡
miccoさんは、コスチューム用のデコな作品を数多く作られていますが、
私には、Tシャツやデニムに合わせやすいカジュアルなビーズに
仕上げてくださいます。今回の指輪はちょっと大人デザイン!
そんな彼女と「Billet」に掲載されていた、
神宮前の「GALERIE DES BAINS」を訪ねました。


d0113613_19323199.jpg


1Fはギャラリーのようになっていて、クリニャンクールを彷彿とさせる
ディスプレーはとても素敵でした。
そこにあったジョセフ・コーネルばりのBOX ART。
好きです。あ〜私も作りたい!!
というわけで近々、miccoさんとハンズにBOXを買いに行くことにしました。